今日は犬服のお洗濯の仕方について書きたいと思います。
これが正しい！というのはないですが、だいたいこんな感じでお洗濯するとトラブルは少ないです。私はみなさんに手洗いをすすめていますが、なぜ手洗いをすすめるかと言いますと、洗濯機にそのまま入れて洗いますと他の洗濯物と絡んで生地や付属（ボタンなど）が傷んだり、脱水が強すぎてシワシワになり縮みの原因にもなります。ですので手洗いがどうしても面倒な方はネットには必ず入れてください。（でも我が家はネットに入れても縮んだ事は多々ありますので、最近はめっきり手洗い一本です）

話はそれますが、人間の洋服を洗う時どのような方法で洗いますか？

1.ジーパン等のボトム類
2.ブラウスやシャツ等の前開きの衣類
3.ジャケット等の裏地の着いた上着

ます1番ですが、ジーンズなどのボトム類はもちろん洗濯機で洗うと思います。皆さんはファスナーは閉めますか？開けたままですか？私は閉める派です。なぜかと言うと開けっ放しにして洗濯機をまわすと、ファスナーのギザギザが他の衣類を痛めるからです。ですので閉めて裏返しにして洗濯気に入れておくとベストだと思います。
そして2番目のブラウス類ですが、前開きのボタンは開けっ放しで洗濯機でまわしますと他の洗濯物と絡んだりボタンが取れやすくなったりボタンが他の衣類を傷つけます。ですので全部ボタンを閉めて裏返して洗濯すると良いです。
そして3番目ですが、ジャケット等の裏付きのものを洗濯機で洗う人はほとんどいないと思います。ジャケットは立体で出来ています。それを洗濯機で洗うとアイロン掛けが面倒ですし、肩の部分のアイロンはなかなかきれいにかかりません。その上型くずれします。クリーニングに出すのが良いと思います。これは常識ですよね。

犬の服はもっとデリケートです。ほとんどがTシャツ生地やトレーナー生地で出来ています。犬服は元々小さいので伸縮するスペースが小さいので一度縮みますとなかなか元に戻ってくれません。だいたい横方向に縮むことが多く、生地は横が縮んでしまうと着用した時横にとられて縦が短くなります。洗濯して乾いた後、生地が硬くなったなと感じたらその服のサイズは元に戻りません。風合いが変わってなく少し縮んだと感じたくらいであれば、一時着用すれば前の寸法に戻ります。
犬服で裏付きのものはあまりないですが、うちで作っているものと言えばレインウエアです。表は柔らかい撥水生地、裏はニット生地なのですが、これを前のファスナーやマジックテープを全開でネットにも入れず洗濯機でまわすと大変な事になります。特殊なウエアは手洗いするのが普通です。みなさん丁寧に手洗いして大切に着てくださってとても嬉しく思っています。随分前の服も「これ洗った？」と聞いてしまうほどきれいにしている方もいて感心しています。

ニット生地に限らず布地は洗う回数が増えるほど痛みます。浸け置き洗濯等は絶対やめてください。人間の髪の毛も洗った後はすぐ乾かした方が良いっていいますよね？繊維も髪も水に濡れている状態が一番痛むんです。ですので犬服も汚れた部分だけ洗ったりするのもおすすめです。

最後に洗濯のポイントですが、私が一番簡単で生地が傷みにくく型くずれしないと思う洗い方は、洗面所で手洗いします。その後軽く脱水してシワがよっている部分は少し生地を伸ばしながら形を整えて平干しすることです。軽く脱水することがポイントで、一番短い脱水コースにするのが良いと思います。少し脱水が足りないかな？くらいの方が乾いたとききれいです。夜平干しして次の日の午前中までには乾いています。最近良く作っているかぼちゃパンンツ、パンツの部分にギャザーが入っていますが普通に洗濯機でガラガラやりますとパンツのふわっと感がなくなりますので注意してください。

ぼくのかぼちゃパンツ、お気に入りでヘビロテ中もう数回洗ったよ♪

あなたの大切な愛犬のために作った洋服です。少しくらい手間をかけても良いでしょ？大事に扱っての型くずれや生地の痛みなどのクレームにはお応えしますが、それ以外はお断りします。当店の作る洋服は、愛犬をもっとかわいく見せれたらいいなと思って作っていますので他社のイタグレ服に比べてデザインを入れています。

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こうやっていつも手洗いしていると、最近ちょっと毛が抜けてるな～とか小さな発見がありますよ意外に大事な発見をすることもあったりして！？